フラワーアレンジメントのスタイルいろいろご紹介
フラワーアレンジメントには、いろいろな種類のスタイルがあります。
しかし、基本のスタイルは、たった2つ。
センターピースのラウンドと、アップライトのトライアングルです。
その他のアレンジメントは、ほとんどの場合、この2つのスタイルから派生、応用したものと考えてよいでしょう。
センターピース
センターピースとは、テーブルの真ん中に飾るアレンジで、四方から見て満遍なく花がアレンジされているスタイルのことをいいます。
ラウンド:
基本のラウンドは、上から見るとまん丸。そして、横から見ると、まるでボールをスパッと真ん中から切ったような半円をしています。
オーバル:
基本のラウンドの横幅を伸ばして、細長いテーブルに合うように活けます。
バスケットアレンジ:
バスケットに花器をうまく固定させて、アレンジしていきます。とても豪華に見えるし、持ち運びに便利なため、ギフトにも最適です。
アップライト
アップライトとは、壁際に置くアレンジで、後ろ側には花は入りません。前、右横、左横から見てバランスよく花が入っているアレンジのことをいいます。部屋の空間を飾る花となるので、高さのある活け込みになります。玄関やホテルの壁、エントランスなどに飾られます。花器に対する花の高さは、花器の高さの約1.5倍くらいになるようにとります。
トライアングル:
文字通り、見た目三角形になるように活けていきます。基本スタイルの基礎となるアレンジ。
アップライト・オーバル:
前から見た感じでは、まるで楕円形の鏡がポンと乗っかっているような形に見えます。たっぷりの花を使って豪華に活けるのが特徴です。
ファン:
一番後ろのラインが放射状に広がる華やかなアレンジです。アメリカでは、よくホテルの壁際に飾ってあるのを見かけます。
さて、ここでご紹介したのは、ほんの一例です。他にまだまだたくさんスタイルがあります。
しかし、初心者としては、日々の暮らしに役立てるとしたら、ラウンド、オーバル、そしてトライアングルなどができるようになれば充分でしょう。そうなると、アレンジメントがますます楽しくなってきますよ。