お見舞い、心のなぐさめに花を贈る
Q: 友人や知人の病気見舞いに、お花を贈りたいとしたら、どうしましょう?
A: 病気のお見舞いには、とにかくにおいの強い花、特に大輪のゆりは、(これは、ハイブリッドリリーと言います)避けるようにしましょう。
そのゆりのにおいは、好きな人は好きですが、具合の悪いときにはとても強く感じられるにおいです。
しかし、ゆりはエネルギーの高い花と言われています。
本当は元気を出すのにはいいのですが、体調にあわせるとなると、不調なときは敬遠しがちです。
ハイブリッドリリーではなく、アジアティックリリー(普通の小ぶりのゆり、または山ゆりなども)は、大丈夫。においはありませんが、しかし、いったん咲くとあまり長持ちしません。
また、花粉が散る花もお見舞いにはよくないですね。
とすると、やはりゆりは避けた方が無難ですね。ゆりの花粉は強烈ですし、いったんそれが服についたり、テーブルリネンについたりすると、とれないものですので。
Q: 色合いは、どんなものがいいでしょう?
A: なるべく明るい色彩のものを選んでください。
やさしい感じのする色彩を選ぶと、心が和みます。
あまり、赤や黄色などの原色使いの花がたくさんあると、そのアレンジが元気がありすぎて、ちょっとうっとうしい感じに思えたりします。
何事もバランスが大事ですので、原色もあってもいいですが、あまりたくさんは入れないようにしましょう。
そんな風に花屋さんに相談するとよいと思います。
病院などには、バスケットなどにアレンジした花がいいですね。
病室には花瓶がないものですので。
でも、いただいた花を飾ると、綺麗だから眺めているうちにやはりその方の気持ちが花を通して伝わりやすく、しばらく病気の方の癒しになることは、確かです。