『花に癒され、ハッピー・フラワーアレンジメント!』へようこそ
花に癒されるとは、花に触れて気持ちが和み、優しい気分になること。そしてイキイキしてくる。。。 そんなステキな花やフラワーアレンジメントのことをもっと詳しく知りたい方へ。
特に、フラワーアレンジメントの初歩の方が学ぶときに役立つ情報を、アメリカの楽しいフラワーアレンジメントをご紹介しながら、花のエピソードとともにお伝えします。
このHPは、花が大好きな方へ送る「知っていたら得する花の情報のページ」です。アメリカのフラワーアレンジメントの綺麗な写真も満載です!
この花のページを立ち上げるきっかけ
それは、この本との出合いから始まりました!
← (Flower Arranging,1965)(*1)
これは、1965年、今から40年以上も前にアメリカで出版された、第2番目のフラワーアレンジメントの本です。
第1番目は、それからさかのぼること8年前の1957年に初版が出され、アメリカのベストセラーとなり、それが100万部を売り上げたとのことです。
私は、この古びた本を、ある協会のバザーの片隅にほこりかぶって置いてあるのを見つけました。
手に取った瞬間、私は狂喜し、胸に宝物のように抱きしめ、即、レジへ走っていきました!
まるで、すごい価値あるアンティークものを見つけ、他の人の目に止まらないうちに隠しておきたいような気持ちになりながら。。。
そして、この本の代金、50セント!を支払い、私は、この貴重なアメリカの花の歴史がたくさん詰まっている本をゲットしました。
その代償は、たったの50セント!日本円にして、60円くらいでした!まだまだキレイな本です。そして、たくさん学びがあります。
家に帰り、じっくりと中を読むにつれ、もっとフラワーアレンジメントの特徴を、私が置かれている立場からお伝えしたくなりました。それは・・・アメリカの明るくて楽しいフラワーアレンジメントのことです。
↑ (Flower Arranging,1965. p.125)(*1)
約半世紀も(!)前のアメリカは、なんと豊かだったのか。。。と驚きです。
日本のそのころは、東京オリンピックの前後で、高度成長期の頃ですね。日本では、狭い団地が盛んに建てられて、核家族が叫ばれ始めたころ、アメリカの住宅では、このように花で優雅な場面が繰り広げられていたのです。
見てください、この優雅で、素敵なテーブルセッティングを!
1960年代の頃ですよ。昭和40年前後のことです。。。
↑ (Flower Arranging,1965. p.127 & p.121)(*1)
日本のフラワーアレンジメントの始まりも、このような本を片手に独習された先生とか、またはアメリカやイギリスに飛んでいって、勇気を持って始められた、と聞いております。今から40年以上も前の日本では、フラワーアレンジメントはほとんど知られていなかったのではないでしょうか。
まさに、フラワーアレンジメントの歴史の1ページを見た想いです。
NYからこんにちは。エリー・グレースです。アメリカ、ニューヨークに置いて、フラワーアレンジメントを教えているフラワーデザイナーです。
私のニューヨークのフラワーアレンジメント教室の生徒さんたちは、アメリカに来て初めて花に興味を持ち、そして、アレンジメントの楽しさを発見した方が多いです。
しかし、その滞在期間が限られた方ばかりですので、もっと自由に応用させて、これからフラワーアレンジメントを楽しもうとする矢先に、日本へ帰国するという状況になる方も多いのです。
「もっと早くに始めればよかった。。。」 「これからどんどん楽しめると思っていたのに。。。」と言って、ニューヨークから日本へ帰国されます。
そのような想いをお持ちの方を思い浮かべながら、『花が大好き!フラワーアレンジメントが楽しい!』と思う方にも、もっと基礎の情報を与えることができたら・・・それがためになる知識で、そして、毎日の暮らしや気分を豊かにしてくれることに繋がってくれたら・・・という想いで、このHPを立ち上げました。
私が住んで、体験しているニューヨークのフラワーアレンジメントは、とても自由で明るくて楽しいものです。ですから、このページでは、簡単でもキレイに飾るアメリカのフラワーアレンジメントのやり方もご紹介します。花にまつわる楽しいエピソードも交えながら。。。
フラワーアレンジメントは、ヨーロッパが発祥ですが、アメリカのフラワーアレンジメントもまた日本より、花贈りも花とのテーブルセッティングも日常的です。もっとフラワーアレンジメントを生活に密着させて、毎日の暮らしを豊かにしてくれるものと捉えてほしいと思います。
花の世界もまたとても奥が深いものです。花と癒し、花と写真撮影、花とインテリア、花と暮らし、花とガーデニング、花と陶芸、花と芸術、そして花とウェディング、しかしダントツは、花と料理とテーブルセッティング・・・など多岐につながっています。
美味しい食事に愉快な集い、そしてテーブルには綺麗な花。。。それにキャンドルがあったりしたら、ますます会話が弾むことでしょうね。もう、テーブルを囲む家族の笑い声が聞こえてくるようです。。。
花に触れるにつれ、繋がりのある他のことにも興味を持ち始める人も多いですね。花から広がる世界もまた楽しいものになることでしょう。
Works cited:
(*1) Better Homes & Gardens, Flower Arranging, New York, Des Moines, Meredith Press, 2nd Ed. 1965
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